工務店 佐渡 takumi-2jamの日記

佐渡島で自然素材をふんだんに使った家づくりに取り組みながら、気ままに書き綴っています。

ガクアジサイ〜心のケア

takumi-2jam2006-07-06

本日の佐渡の天候は午前中雨が少々降ったものの、午後からはくもり、夕方は晴れ間も見えました。

ガクアジサイ
私は、この時期咲くアジサイの中でも、ガクアジサイが好きです。
花びらが集約されている一般的なアジサイは、それはそれでいろいろな色を楽しませてくれる魅力を感じますが、ガクアジサイは中央に小さな花びらを散りばめ、その周辺に大きな花びらが浮かびながら取り囲んでいる・・その何とも言えない浮遊感漂う優雅さに、僕は魅力を感じます。

≪両津小学校でのアスベスト被害〜児童の心のケア≫
事故後の第1回保護者会は、急な呼びかけであった事で都合がつかず参加できませんでしたが、第2回保護者会には参加する事ができました。(昨日のブログの内容でした。)

僕が保護者の一人として(保護者会へ)参加するにあたり気を付けていた点は「親の立場で、今回の事故を冷静に捉える」という事でした。今回の事故の経緯を冷静に把握せず、パニック状態で保護者会に参加したら、今後の解決策を親として判断できないし、親がパニックになっている状態は子供に対し(今後の学校生活について)想像以上に不安をあおる可能性がある・・・と考えていました。

また今回の事故の場合「誰が悪い」というのは明確ですから、その当事者や関係者に”怒りの感情だけが先行する様な話し合い”をしても、子供の為にはならないと判断していました。つまり何よりも先ず子供の健康状態に異常が無いかを、医療的な見地から確かめる事の方が先決である様に思っていたのです。(事故後の補償問題や人事処分などの課題も存在している事も理解しますが、子供自身の事が優先だと思っていました。)

事故後、学校側も児童の心のケアに関するアンケート(問診等も含まれていました。)を早い内に実施してくれましたが、当然の事ながら、心のケアは学校側だけに任せておくものではなく、家庭で取り組んでゆく事がより児童のケアになる、と今は考えています。

今日も帰宅時の児童と擦れ違いましたが、友達と笑いながら帰る子供達の表情に、僕自身も一先ずホッとしています。
なお明晩は、事故を受けての臨時PTA総会がありますので、そこへも参加してきます。