足跡Ⅱ/拠り所

本日の佐渡は晴れ。
再び稲刈りに精を出す人々が見受けられます。

≪足跡　Ⅱ/歴史のあしあと≫
佐渡の新穂地区にある清水寺（せいすいじ）は、舞台を持つお寺として、それなりの観光スポットになっています。
※8年前には舞台の改修、昨年は鐘楼堂の改修で、私達もお世話になりました。

写真は清水寺山門の石段。
両脇には300〜400年経った大きな杉の木がそびえたちます。

参道となる石段の歪みは、両脇の杉の根にも原因はあるのでしょうが、そればかりでなくここ清水寺を心の拠り所としてお参りした多くの人々の足跡を表わしている様に思います。

また御参りをする人は、足元に歪みがあるからこそ、よそ見をせず、一歩一歩確実に上がり降りしなければなりません。僕はそこに趣を感じたりもします。