工務店 佐渡 takumi-2jamの日記

佐渡島で自然素材をふんだんに使った家づくりに取り組みながら、気ままに書き綴っています。

地道だけど肝心な事

本日の佐渡は、晴れていて、今年一番の暑さ。
真夏の日差しが、眩しい。


-佐渡の日差しと風で乾かす木
現在基礎や刻みも順調に進めている「骨太の家」の半乾燥した柱を、背割りを行ない、この二月ほど地元の環境になじませる為、工場の空き地で自然乾燥をしています。

木の特性上、乾いている方が強度も上がり、狂いも少なくなるので、乾燥させるのは当たり前ですが、(お客様も目にすることの少ない)この様な地道な準備がないと、良い建物が生み出せない・・と親方は若手に指導しています。

-蘇生を夢見る建具
いつか使おうと思って、ほぼ1年前に解体現場から譲り受けた「土蔵の建具」もこの晴れ間のついでに、乾かしています。
勿体無いが「きっかけ」で、(将来どこかの仕事で)大事に蘇らせよう!が「目的」となったこの建具です。


※写真は、自然乾燥している柱材(紀州桧、4.5寸角)と、解体現場から譲り受けた土蔵の建具です。