life：人柄

本日の佐渡は、午前中雨交じりの曇りですが、午後からは本格的な雨模様となる様子です。
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昨晩、僕の実家の近くに住んでいる親戚のおばあさんが、身内の見守る中で他界されました。

お歳のわりに、出かけて歩く事が好きな方でしたし、朗らかな性格でしたので、ご近所の方々からも親しく接していました。

とはいえ、亡くなった彼女の人生を振り返れば、戦中・戦後の混乱を乗り越えざるを得ない時代背景もありましたので、近代の戦争のない平和というものをしみじみと感じつつ人生を送っていたかもしれません。

ところで、過疎地である佐渡でも老人福祉施設の入所者がいっぱいで、なかなか入れない実情もあります。個々の事情により子供が親の傍で面倒をみることができない状況もあるのでしょう。

亡くなったおばあさんに限らず、団塊世代の親にあたる人々は、(僕らの世代夫婦が真似できないほど)多くの子供の為に必死に生きて来た様に思います。

それだけに、(地方人としての甘えとしてではなく)これからの地方は、首都圏に排出された多くの団塊世代が地方再生のキーパーソンになる気もしました。

謹んでご冥福をお祈りいたします。

合掌

※写真は、本日の午後の様子。「秋雨に煙る加茂湖」です。