工務店 佐渡 takumi-2jamの日記

佐渡島で自然素材をふんだんに使った家づくりに取り組みながら、気ままに書き綴っています。

佐渡 こま仕事

今日の佐渡は曇り。気温も昨日並みで、路面の雪もほとんど溶けています。
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さて・・・規模の小さい仕事の事を、佐渡では《こま仕事》と呼んでいますが、冬のこの時期そういった仕事の積み重ねは、若い職人にも役立っているように思います。
古民家再生の現場とは別に、今日は、昨年依頼を受け、諸事情で延期していた物干し場の簡易増築にスタッフは腕をふるっています。


※僕たちが以前お世話になった「長屋門」の冬の風景。

(新築には無い)既存建物との取り合いを綺麗に収める技術を冬の現場で覚え、春から本格的に始動する増改築や新築の現場でこの冬の経験が活かすことができることは大変ありがたいことです。


※写真は7年ほど前に改築した物件で、再利用した「透かし彫りの欄間」。
材料はケヤキで、築150年以上経った既存家屋から新しい住まいに再活用させていただきました。水辺に連れそったカモの夫婦(つがい)が彫り込まれています。古いものでも、粋なデザインをしています。