工務店 佐渡 takumi-2jamの日記

佐渡島で自然素材をふんだんに使った家づくりに取り組みながら、気ままに書き綴っています。

佐渡 古材縁起~kozai-engi

本日の佐渡は晴れ。やはり黄砂のせいか、スッキリとはしていない晴れ模様です。

✿入手困難な佐渡産木材との出会い
地滑り地域に建っていて傾いてしまった土蔵の解体依頼を受け、昨日から解体業者の皆さんに頑張ってもらっていました。
 

さて今日の午前中、僕と当社スタッフも現場入りし、骨組みを取り分ける作業に加わりました。
土蔵に使用されていた木材を大まかに分類すると・・・柱は栗の木の5寸角(4.5m長さ)、梁材はケヤキ、大タルキは栗の木、棟木はカヤの木、といった内容で、今では入手困難となってしまった佐渡産の木材がふんだんに使われていました。
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今回依頼してくれたお客様からは「川上さんの所であれば、古い木も有効に、大切に再活用してくれる。」と僕達に解体の依頼をした理由を話してくれました。(お客様の志の高さを尊敬しつつ、僕らを選んでいただき、大変ありがたいご縁のあるお話だと思いました。)
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解体作業も順調に進み、今日の午後、古い佐渡産木材を当社の工場に降ろしましたが、材料は(以下の写真の通り)まだまだしっかりとしていて、今後の僕達の仕事で大切に活かしてゆくつもりです。
また古い木材を使ってリフォームしたり、新築や増改築の一部にビンテージ感覚で古材を使いたい・・と思う方は、どうぞ僕の方へご相談ください。(川上工務店のウェブ:http://www.e-sadonet.tv/~2jam-takumi/ 「メール」の所からご連絡いただけます。)