工務店 佐渡 takumi-2jamの日記

佐渡島で自然素材をふんだんに使った家づくりに取り組みながら、気ままに書き綴っています。

佐渡 山静か《鳥越文庫にて》

昨日13日、会社は休みでした。
運動会の疲れもありましたが、頭も空っぽにしたいと思い、気ままに家族でドライブを楽しみました。
真野方面に走りながら、信号待ちで「鳥越文庫」の看板が目に入ったので、そちらへハンドルを切り向かう事にしました。
道も空いていたので制限速度より遅く走り、秋の小佐渡の山に入ってゆきますと、更に静かになり、川があり、ハゼ木に稲が天日干しされていたり、紅葉が始まっていたり、茅葺き屋根の民家があったり、こじんまりした神社が見えたり…といった風景が目に飛び込んできます。
よっぽど坂を登ったあたりで鳥越文庫に到着。

平屋建ての低い建物の内部は、伝統芸能に関する書籍が整然と並んでいましたが、内部は一部傾斜天井にしてあったり、木製サッシから差し込む光や窓から見える景色などで心地の良い大きなリビングに居るような雰囲気も感じられました。

僕の一番上の子供は写真集に見入り楽しんでいるようでした。僕の方は、伝統芸能の書籍はまったく分からないものばかりでしたが、鳥越文庫の空間の豊かさでリラックスしたため、陽だまりの中でちょっと昼寝でもしたい気にもなったのでした。

見学を終え外に出ると、文庫の対面に廃校の校舎を再利用している建物もあり、その隅では山羊が薪の辺りで口をムシャムシャとしていました。

大変静かな良い場所だと思いました。
※文庫の写真は、管理人の方のご了解を得て撮影させていただきました。
ありがとうございました。