工務店 佐渡 takumi-2jamの日記

佐渡島で自然素材をふんだんに使った家づくりに取り組みながら、気ままに書き綴っています。

佐渡 雨漏りの緊急修理(佐渡里想人)

昨日の事。
お客様より「土蔵前の下屋部分から雨漏りしている」と連絡が入り、緊急の対応を瓦業者に協力してもらい、行いました。

今回の雨漏りは、下屋の上の屋根(土倉の屋根)から落ちてきた雪が下屋の瓦をずらし、屋根下地があらわになった所へ雨水や雪解け水が下地を通じて漏れてきた、のが原因でした。

お客様から聞いたところ、この瓦は施工してから60年経過しているとの事。
今回の雨漏りも、永い年月の間に瓦が徐々にずれて起きた現象だと思われました。

原因を特定し、ともすれば夕方から雨になりその後は雪に変わる今後の天候を考慮した上で、瓦業者のスタッフに段取りをつけ、現場に急行し応急処置を済ませてきました。(本格的な修理は、春に実施する事にしました。その際には他の屋根も、見回り点検する事にしました。)

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佐渡にはこういった作りの家々は多く残っていて、空き家になっている家も年々増えて来ていますので、普段の佐渡里想人での見回り点検は今回の様なケースでも役立ったと思っています。

住まいや付属建物を長持ちさせるには、小さな損傷の内に気付き、早めに手当て(修理)する事が何よりです。

佐渡里想人(りそうじん)とは↓
http://www.e-sadonet.tv/~2jam-takumi/risojin.html