工務店 佐渡 takumi-2jamの日記

佐渡島で自然素材をふんだんに使った家づくりに取り組みながら、気ままに書き綴っています。

佐渡 愛着の湧く家を目指し

10年近く前に改築工事をさせて頂いたお客様より、ちょっとした部品交換の修理・交換の電話を受けお宅へ向かいました。

このお宅も思い出多い現場で、二つの木造建物の間で台形状になった敷地に改築した住宅です。

打ち合わせの為、久しぶりに訪ねると、居間・食堂では木の香りが今も感じられ、アレコレと親子で悩んで決めた台形状の格子天井は落ち着きを見せていました。(天井板に使った佐渡産の杉板も、落ち着いた色に変化していました。)

コーヒーを頂きながら、肝心の話である部品交換の打ち合わせを済ませ、住んでから10年近く経過して異常が無いかどうかを(お医者さんの問診の様に)確認しましたが「まったく異常なし。快適です。」というお返事を頂き、安心しました。

竣工したばかりの真新しい家の状態から、住み続ける事で次第に”愛着の湧く家”に変わって行く様子を、お客様の笑顔から感じたひと時でした。