工務店 佐渡 takumi-2jamの日記

佐渡島で自然素材をふんだんに使った家づくりに取り組みながら、気ままに書き綴っています。

佐渡 住宅の現場にて:先ずしっかりとした骨組み

ここ最近の現場としては、短冊状の敷地に建つ住宅の改築工事に僕たちは取り掛かっています。
先日、梅雨の晴れ間を見て建て方を無事終えました。

写真は、1階の柱を建て終えてからのものですが、ヒノキの4寸角の柱は(他の構造材とともに)当社で墨付け・加工しホゾを長くしていて、しっかりと独立して建っています。(プレカット柱の様にホゾが短かく、所定の金具で固定しないとユラユラ揺れる…といった事はアリマセン。)
※ホゾって?:参考ウェブhttp://www.geocities.jp/woody_music/nisshi/20040921.htm(木工日誌さんより掲載)
また以前このブログでも書いていたように、この家でも「中庭からの採光と通風」を十分に活かせるような配慮をしています。

家のゾーニングとしては、1階が御爺さんのスペース、2階は団塊世代のご夫妻のスペースとしながらも、御爺さんの寝室を広くしたり、水周りを近くに設けるなど、介護や救急医療の事に備えて計画しています。

建て方の時にいつも思う事ですが…柱の1本1本が、しっかり建ち、上の梁材がピシッと納まる時は、嬉しいものです。