工務店 佐渡 takumi-2jamの日記

佐渡島で自然素材をふんだんに使った家づくりに取り組みながら、気ままに書き綴っています。

佐渡 相川で古い機械を観て:魅かれるデザイン


デザイン、意匠、モノづくりという意味では同じ分野で仕事をしているとはいえ、昔の機械の形などには撫でたくなる様な曲線が機械の持つ金属の冷たさを和らげている感じがします。
昔であればこそ四角くすれば簡単なのに…という安易な考えは、当時の機械デザイナーにも無かったのかもしれませんし、むしろ機械を扱う人にやさしい形状を目指していた様に思えます。そしてその目指していたものは、時を経て後世の人間にデザインの良さとして伝わるのかもしれません。

写真は相川の鉱山で掘削機械の部品修理用に使用されていた機械。

僕たちの家づくりという仕事も、時間が経った後世でも「良いなぁ!」と思われるものを目指して行かなければいけない、という想いを強くしました。