工務店 佐渡 takumi-2jamの日記

佐渡島で自然素材をふんだんに使った家づくりに取り組みながら、気ままに書き綴っています。

佐渡 工事現場で考える:安心と快適を目指し

順調に進んでいる住宅の新築工事現場では、今日も暑い中造作作業が当社のスタッフにより進められています。

そんな中、僕も段取り・監理で毎日現場に通いつつ、更に快適で使いやすい住宅を目指すべく、その場で思案を続けています。使いやすさなどを僕なりに考えて図面を描き、お施主さんと打ち合わせをしても「まだ良い方法があるんじゃないか」を考え続けます。(それは、僕たちに仕事のチャンスを与えてくれたお施主さんへの感謝の気持ちでもあり、家づくりに対する当たり前の姿勢、と僕は思っています。)

「押入れ:見えない部分でも安心と快適を考え」
今回の現場でも押入れの内部仕上げ材を一般的な建材(ベニヤなど)から、予算のやりくりも含めあれこれ考えた上で提案し、桐の集成材に変える事になりました。(天袋や中段も桐製のモノを使用しました。)

どうしても湿気がちになる押入れ内部の環境を、桐材を使う事で吸放湿や防虫の効果を高めて、安心で快適な押入れにしました。(ちなみに床は無垢のヒノキ縁甲板を使用しています。)