工務店 佐渡 takumi-2jamの日記

佐渡島で自然素材をふんだんに使った家づくりに取り組みながら、気ままに書き綴っています。

佐渡 古民家再生 竣工後/帰宅が楽しみな家になり

 
ちょうど1週間前に引き渡しを済ませた「(古民家再生した)お宅」に、顔を出してきました。
応対してくださった奥様とこれまでの経緯を振り返りつつ談笑、そして写真撮影をさせてもらいました。

※脱衣室:外への開口部を大きくとり、室内同士は透明ガラス戸やFIXでつながり、広がりを感じ取れるようにしています。(脱衣時は、ロールスクリーンで配慮)床はヒノキの無垢材、壁はシックハウス対応のクロス。

※浴室:TOTO製のユニットバス、1坪タイプをもとに脱衣室と同様に開口部をできるだけ大きくして、外とのつながりを強めにしています。(立地環境からこういったことが可能でした。)

※トイレ:出入り口は引き戸の仕様。床はヒノキの無垢材、腰壁に杉の無垢板を使用し、あえて自然な感じで仕上げています。期待通り、木の香りも漂っていました。
計画段階から、工事期間中でのいろいろなエピソードといった奥様との会話の中で…
「ボーっと落ち着ける室内」
「既存の部分と違和感無く一体化できる広がりの気持ち良さ」
「帰宅が楽しみな家」
などなど今後の私の仕事に活かせる言葉を、多く聞くこともでき安心しました。
リビング・ダイニングの造り付け家具の上には、おばあさんが作った陶器にガクアジサイ
外の風景だけでなく、季節の野花をインテリアとともに楽しまれているご様子でした。

私どもと2人3脚で進めた仕事を喜んでいただけて、本当に良かった、とありがたく思いながらお宅を後にしました。