工務店 佐渡 takumi-2jamの日記

佐渡島で自然素材をふんだんに使った家づくりに取り組みながら、気ままに書き綴っています。

佐渡 手作りで仕上げて行く事

家づくりや家直しの仕事をさせて頂く上で、私は工事にかかわる職人たちの技量を「仕上げるという形」でお客様に示す必要性を常々感じております。
それは私自身が大工職人の子供として生を受けた事も背景にあると思いますが、それよりも「職人による手作りの品質」を「お客様のこだわり」と融合させる良さや豊かさを私自身が知ったからだ、と思っています。
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小規模改修工事の現場では、(お客様が残す事にこだわった)玄関の壁を左官職人の手によって仕上げようとしています。
まず古い仕上げ壁を落とし、くぼんだ土壁をやや平滑に補修する下地造りを先週行い養生しました。
その下地の上へ、さらに平滑にする中塗りを施し、白漆喰の仕上げへと向かいます。
今日は中塗りまで終えましたので、明日壁の乾き具合を見て仕上げに入ります。

塗り面積は1坪未満ですが、左官職人は一工程ごとに道具を変え、仕事を終えた後は道具をきれいにして次に備えています。
当たり前と言えば当たり前なのですが、プロは横着を良しとしません。
小さい面積なら、いっぺんに仕上げた方が楽!ではありません。
面積に関係なく、塗ったものは乾く時間が必要となるからです。

こういう時間をかけて、職人が仕上げたものは、本物の良さをキチンと出してくれます。