工務店 佐渡 takumi-2jamの日記

佐渡島で自然素材をふんだんに使った家づくりに取り組みながら、気ままに書き綴っています。

佐渡 ヒト工夫

本日の佐渡は、荒れ始めの天候。
雨は風を伴って降っています。この時間、まだ気象警報は出ていませんが「雷,強風,波浪注意報」も継続中です。
お出かけの際は、ご注意ください。
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「ヒト工夫/狭小地の新築住宅」
今日は「柱の外側からお隣の外壁まで23センチ有るか無しの狭い場所」の外壁を、スタッフ全員で張りました。
ご参考までに、この住宅の敷地は、間口が約4.2m、奥行きが約13mの細長い敷地です。
そこへ間口3.3m奥行き11mの新しい住宅を建てている次第です。
また敷地は、長屋建ての家が建て込んでいる地域柄、外壁と屋根は防火構造にする必要があります。

※現場室内に材料を搬入し、切断などの加工をしている光景。室内もそれほど広くないので、通常以上に現場の整理整頓をしてから取り掛かるようにしました。

※写真向かって左の壁は、お隣の外壁です。狭さの感じは伝わると思いますが…。
1人は材料の切断などをし、一人は運搬、あと2名で固定したり寸法取りをする配置。
ただ窯業系の外壁(サイディング)ですと、重量も重いことで作業効率も悪くなりますので、今回は軽い金属系の外壁を使用しました。

写真ではわかりにくいと思いますが、外壁を1枚1枚積み上げて、室内側から固定する工夫をしています。(透風防水紙も、この張り方に合わせ、通常の半分の丈にして施工しました。)