佐渡 実寸の感覚を共有／私たちなりの家づくり

現在進めている現場とは別に、これから建てる新築住宅の打ち合わせを事務所で行いました。
今日の打ち合わせテーマは「開口部の大きさを決めて行きましょう！」

当初は、既に図面化した立面や矩計図をもとに打ち合わせを進めましたが、今日はお客様ご夫妻と私も「もっと実感の湧く」楽しい打ち合わせとなりました。

事務所のスチール棚に、テープや付箋を貼り…
「これがキッチンの高さ、８５センチです。」
「そして、これが吊戸棚の下の高さ、１７２センチで、天井高さはこの高さです。」
「そうしますと、窓はこれぐらいの大きさがイイ感じでしょうか？それとも外の景色を眺めるには、もっと大きくしましょうか？」
…といった具合に、打ち合わせは進んでゆきます。

お客様も図面だけでは、高さや大きさについて実感の湧きにくいと思いますので、(打ち合わせに)時間をかけても「実寸の感じ」が理解できた方が良い家づくりにつながる、と私は考えています。
「お客様ご家族のための家づくり」ですから、こういった時間は(ご家族や設計者の双方にとって)とても大切な時間です。