佐渡 自分流のプレカット/年内に建つ新築住宅
近々建てる木造新築住宅では、予算や工程的な事情を考慮しお客様ご夫妻とも話し合ったうえで、構造材の加工はプレカットする事になりました。
ただプレカットといっても、いわゆる「丸投げプレカット」ではなく、お客様の希望に沿う様工夫した構造図を私が描き、納まりのイメージを付けてから、加工工場側と打ち合わせを重ねてからプレカットにしました。
打ち合わせの際、加工工場の設計者から
「注文の全てと言っていいほどの住宅は工場任せなのに、川上さんは、そこまでコダワリますか?」と言われました。(苦笑)
そのため「そりゃ、コダワリますよ♪お客様の代理人ですし、イイ家にしたいですから」とお答えさせて頂きました。
しかし、そのコダワリも有って、構造材の全てをプレカットすることができず、20%ぐらいはウチの大工職人が墨付けをし刻む方向を採る事にしました。
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写真は先週のもの。
プレカット工場で、桧の柱の長さを図っている私です。
(プレカットを)信用していないんじゃなく、自分が設計者として過信しない様確かめていた次第です。