佐渡 きれいで安全な納め方に、こだわる/ふつうにカワイイおうちの窓枠
昨日から私たちの工場で、窓枠材などの加工を行っています。
そんな中、サッシ枠との納まりで工夫する必要が有る事が分かり、急遽サッシの実物サンプルを借りてきて、検討に入りました。
今回この現場で使用している断熱サッシは、下の写真の様に「ねじレスアングル」という工夫がしてあり、サッシの枠を木枠と固定するのにビスを使用しない商品です。
(曖昧かもしれませんが)サッシの枠に室内側の窓枠を「カチッ」とはめ込む様な納め方が求められます。
おそらく同メーカーの「窓ケーシングと呼ぶ、MDFに木目シート貼りした既製品の窓枠」を使用すれば、今回の様に私たちは何も悩む必要は無いのでしょうが…それでは、私どもに仕事を授けて下さったお客様のお役に立つ事にはなりません。
仮に「ふつうの窓枠」と呼ぶなら、「無垢木材の窓枠がふつう」という共通認識も出来ていますから。
※MDFとは?/下に御紹介するウェブがとても参考になると思います。
「エコハウス建築におけるMDF処理木材のメリット・デメリット」より http://www.ecofriend.com/ja/664.html
さて…実物サンプルを借して頂いた事で、実寸法の納まりも理解できましたので、無垢の木材を使って「きれいで安全に納めよう」と大工スタッフは加工に戻った次第です。
これで、上手くゆきます。