工務店 佐渡 takumi-2jamの日記

佐渡島で自然素材をふんだんに使った家づくりに取り組みながら、気ままに書き綴っています。

佐渡 土蔵の床改修/左官工事

本日も、暖かい晴れ間に恵まれた佐渡島です。
こちらでも桜の開花宣言が出たようで、いよいよ春本番となりました。
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「古い土蔵の床改修」
古い土蔵の、木造で出来た床の改修工事を進めています。
またその大工工事に先立ち、湿気対策のため左官職人から防湿シートを敷設した土間コンクリートを施します。

今日は、土間コンクリート打設前の準備がほぼ整ったという状況となり現場監理に向かいました。
いつもチームを組んで頂く左官職人さんだけに、手直しの無いきれいな準備がされておりました。
これで、明日のコンクリート打ちも順調に進められます。

「いつまでも仕事に対して情熱的」
順調に段取りを済ませた後、左官職人さんと小休憩しながら話を聞いておりました。
70歳を過ぎた彼は「蔵の戸前」をさわりながら昔の左官職人の技術の高さを私に説明してくれました。
そして「いつ出会うか分からんけれど、こういう仕事が出来る様な心構えはしておかなくてはいけない。」という趣旨の話をしました。

私共も、なかなか土蔵を新築する機会はありませんが、左官職人の情熱的な説明には心動くものがありました。
そして、そういう仲間が私どものチームに居る事を、嬉しく思いました。