工務店 佐渡 takumi-2jamの日記

佐渡島で自然素材をふんだんに使った家づくりに取り組みながら、気ままに書き綴っています。

佐渡 古いモノを活かし直す/土蔵の床改修を終え

古い土蔵の床が湿気と経年変化で老朽化したため、床下地から新しくする改修を行いました。

現場では防湿シートを敷いた土間コンクリートは既に済ませ一定期間養生してありましたので、今回は木造床部分の施工をしました。
木材は、国産の桧と杉を使用しています。


ちなみに床板の杉板は、厚さ30ミリのモノを使用しました。
角材と厚板という組み合わせで比較的シンプルな施工方法ですが、丈夫で長持ちする床に生まれ変わりました。
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古い木造の住宅などは、傷みや腐食の進み具合により改修(修繕)方法は変わってきます。
今回の物件では、床下地は傷んでいたものの、外周の木造部分では異常が無かったので作業もスムースにはかどりました。

今回の事例もそうですが、住まいの傷みや腐食はある日突然目の前に現れる訳ではありません。
生活している日々の中で、早めに気づかれる事がとても大事ですし、不安がある場合は私どもの様な専門家に現場を見てもらうことをお勧めします。