工務店 佐渡 takumi-2jamの日記

佐渡島で自然素材をふんだんに使った家づくりに取り組みながら、気ままに書き綴っています。

新潟 学び感じ取る出張から戻り

家づくりの仕事では、お蔭様で忙しくさせて頂いておりますが、自分たちの足元だけを見ていては良くない(向上しない)、と常々思っています。
そんな折、付き合いのある方よりお誘いを受け新潟に出向いてきました。

一つ目は、施工中の高気密・高断熱住宅の現場見学です。
私のブログをご覧の方にはすでにご存知の方も居られると思いますが…今から4年後の「2020年までに全ての新築住宅・建築物について省エネルギー基準への適合を義務化する」方向で国は動き出しています。

平たい表現を使うならば「光熱費が安くて済む住宅を、高断熱・高気密化で実現する」事になる訳です。
その為には、断熱材や気密資材を適切に施工する事が大切になってきます。
そうする事により、小さなエネルギーで効果的に暖冷房ができる家づくりを私どもは目指して行きます。
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二つ目は「クライアントの思いがはっきり出た木造建物」の見学でした。

この建物は町歩きの際ひと休みできる場所で、住宅ではありませんが…
「この面は、ダイナミックで開放的に」
「2階と屋根の高さは、この高さで抑える」
「周辺の樹木とのかかわり」
…といった、クライアントのコンセプトが明確に伝わる物件でした。


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私自身、他人様の仕事を、縁あって見せて頂ける事を幸せに思います。
そしてこれらの良い刺激を自分なりに解釈を深め、佐渡という島で活かして行こうと思います。
それぞれの場で出会った方々に、心からお礼申し上げます。
ありがとうございました/川上巧