佐渡 納屋を住まいに/古蔵戸のリ・ユース
「古いものを活かし直す」というテーマで、お施主さんご夫妻と仕事を進めてまいりました。
居住部は納屋を住まいにする訳ですが、お客様のペースでDIY仕上げするつもりです。
さてその居住部の入り口、すなわち「玄関」へ古い蔵戸をリ・ユース(再活用)しました。
この建具の厚みは2寸(約6センチ)あります。
汚れを落とし、渋めの色で塗装し直したらなかなかの重厚感です。
そして引手には、奥様がネパールから取り寄せた金具を取り付けてあり、建具の雰囲気を更に良くしています。
異国の文化が混じり合った古い蔵戸は、この家のオリジナル玄関戸として生まれ変わりました。
こういう仕事に関わっていることを、嬉しく思います。