工務店 佐渡 takumi-2jamの日記

佐渡島で自然素材をふんだんに使った家づくりに取り組みながら、気ままに書き綴っています。

佐渡 NEW! 親思いのリノベ/納屋を住まいに


いつもこのブログをご覧いただき、ありがとうございます。
恵まれた御縁により忙しさも増し、ちょっと間の空いたブログ更新となりました。
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ご高齢な親のために、納屋を住宅化するリノベーション(以下、リノベ)が9月20日ごろから進めています。
現地には母屋も有りますが、老朽化が著しく、築年数の若い納屋を改修する事で、お住まいになる高齢者だけでなく帰省されるご家族にとっても快適な住空間にして行くつもりです。

先ずは安全足場を設置する前に、建物の周辺環境を整える準備工事から。
その工事では、日当たりや風通しを悪くしていた竹藪の伐採と建物に迫り過ぎていた土手の撤去、そして屋根に覆いかぶさっていた立木の伐採を行っています。
ようやく今日でこの準備工事も、一区切りできそうですし、近々足場設置を行う予定です。
「竹藪の伐採」    

「土手の整地」    

「立木の伐採」    

また内部では、内部解体工事もスタートし、骨組みもはっきり見えてきました。
傷み具合の確認やその対応方法と共に、計画通り進めてゆけるかどうか、さらに良い方法はないかを現場で見て、判断して行く日々が続いています。

「骨組みを表す」   

「骨組みを表す2」  

リノベでは、新築工事には無いエピソード(ハプニング)も多々出てきますが、私は各職方たちとそれらを現場で楽しんで解決し、今後の糧にしてまいります。

では、これからもよろしくお願いいたします。

=エピソード:おばあちゃんの気骨=
準備工事が始まった際、こちらにお住いのおばあちゃんは、実直なお人柄も手伝い、御自身でのこぎりを持ち出し片付け作業をして下さいました。
人生を長く生きて来られた方の気骨と申しましょうか…私どももその姿勢をありがたく思いました。
          

「名残り咲くアサガオ」