工務店 佐渡 takumi-2jamの日記

佐渡島で自然素材をふんだんに使った家づくりに取り組みながら、気ままに書き綴っています。

佐渡 住まいの増築工事改め → 『長閑さの増築』

私も含め3名の少数編成の手作業でしたが、天候にも恵まれ屋根下地を作り防水ルーフィングまで葺き終えました。(瓦屋根職人の入るタイミングも良く、段取り良く行きました。)
新築工事と違い、既存部分との取り合いが施工でも難しい所ですが、上手くゆきました。

「隣り合わせる納屋から増築部分を見る」    

そして夕方には上棟式を行い、今日一日無事終えました。

「この日を迎えられて、ともかく嬉しくて、嬉しくて…」と喜ぶ奥様。
「この辺の大きな梁は、川上さんの設計だと見えるんだって!!」と優しく奥様に説明するご主人。
はじめて出会った頃のお二人と比べ、私どもの設計・施工する家づくりに関し打ち合わせを重ね理解されたことで「気持ちの余裕」も出てきた印象を今日感じました。
ありがたい事です。

「建方終えた屋根の向こうに夕焼け」     

上棟式も済み、帰り際のご夫妻との立ち話したあと「昨日まで《住まいの増築工事》としていたブログのタイトルを変えなきゃ!!」と思い立ちましたが、何か変な感じもしました。
それでも、あれこれ考えておりましたら…アッ!!これ7月半ば頃考えていた…と思い出し、自分のブログをアーカイブしました。
有りました、7月16日のブログで「長閑な家」または「ふつうに長閑な家」と書いておりました。

しかし当時思い付いたモノを、時間が経過した今考えてみると何かしっくり来ません。
むしろ私たちはお客様と共に「長閑さの増築」をしている気がしました。
ということで、タイトルは「長閑さの増築」とさせて頂きます。

              
それでは、これからもよろしくお願いいたします/川上巧