佐渡 親思いのリノベ／工夫に注がれる優しい眼差し

台風の通り過ぎた後の各現場は、養生の甲斐あって被害も無く、すんなり朝から作業に取り掛かりました。
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もともと土間使いの納屋だったこともあり土間の床は、コンクリートで出来ていますが…防湿に関して今後に不安を残さない為、防湿シートを敷設してから床下地を作っています。
今回の床下地の構造は「根太レス」という手法です。
通常は、3尺間隔に渡した大引の上に根太を直行方向に固定し、木を積み上げる様に床下地を組みますが…(写真の通り)湿気対策と床下の点検をしやすい様3尺の格子を作って厚い構造用合板を乗せる工夫をしています。
　　　　　　　　　　　　

その作業を見ていたお婆さんが、その工夫について私に質問されました。
私が答えると…
「ほぉ〜！なるほど。そんなやり方もあるんだのぉ〜」
お婆さんは、優しい眼差しで仕事の進み具合を楽しんでおられました。