工務店 佐渡 takumi-2jamの日記

佐渡島で自然素材をふんだんに使った家づくりに取り組みながら、気ままに書き綴っています。

佐渡 生み、いたわる/住まいの見回り点検など

佐渡は、気持ちの良い秋晴れに恵まれました。

          

「住まいを、いたわる」
警報の出た荒天後に、私が会員宅の住まいを見回りをする「佐渡里想人(サドリソウジン)」に出掛けてきました。
雨漏りや建物破損などの早期発見とその対応は、とても大事です。

私は、家づくりの専門家として現場を進める事に集中したり、経営者の立場で営業だけすれば良い、とは思いません。
新築工事や改修工事など、お客様といろいろ考え職人たちと工夫して作り上げた住まいを「(ご希望有れば)育み、いたわる」事の方が、今後の自分たちの成長にもつながると考えています。

伺った先の住まいは、すべて異常無し。
私もホッとしました。

         

「住まいを、生む、ために」
現在計画を始めた物件の敷地へ、今日も行って来ました。(荒天だった昨日も)
家づくりに於いて「新しいものを生む」には、敷地図を事務所でニラメッコをしているよりも、その場所で周辺環境や陽射し、周りの景色などを経験した方が良いと思っています。

お客様にとって「初めての家」であることは、私どもにとっても「その敷地に初めて建てる家」である訳です。
自分たちが過去に多くの住宅を考え、建てていても、安易なプランニングをしては、お声掛けしてくれたお客様ご家族に申し訳ありません。

         

先ずは設計者が「敷地に対し真摯に向かう」事が大事です。
その分御時間は頂きますが…プランニングにも深みが増してきますので、私はそうさせて頂いてます。
お客様、よろしくお願いいたします。