工務店 佐渡 takumi-2jamの日記

佐渡島で自然素材をふんだんに使った家づくりに取り組みながら、気ままに書き綴っています。

佐渡 親思いのリノベ/下屋を室内に

ガルバリウム鋼板の外壁を三方(東西北側)張り終えたので、いよいよ南面へと作業は移りました。

もともと納屋でしたので、南面は(下の写真の様に)下屋を間口いっぱいで主たる部分から6尺と深くとってありました。
「既存の状況」     

「下屋部分を改修」   
今回納屋を住宅化するにあたり、下屋をそのままにしておくよりも、間口の6割を高齢者のオバアチャンがゆったり出来る広い内玄関にして、残りを下屋のままにしておく事にしました。
そうする事で、気候の良い時期はその場でも日向ぼっこしたり、ご近所の方とゆっくり話したり、小豆を干したり…オバアチャンも、いろいろな使い道が出来ると思います。
また下屋のまま残そうとしている場所は、ウッドデッキを設え、面する部屋からの利用しやすくする予定です。
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《朗らかに、ウチ(家)に成るのを喜ぶオバアチャン》
在宅されている時のオバアチャンは、必ず現場を見に来てくださいます。

    

最近、下屋の一部を囲った際は、内部を眺めながら「ウチになってきた、ウチになってきた!」とたいそう喜んで頂きました。

私の母よりも年上のオバアチャンですが、私たちの仕事を見守る朗らかな表情は何ともいえない安心感を施工する私どもにも与えてくれている気がしています。

きっと、いいウチになります。いえ、良い家に仕上げます。(^0^)/