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工務店 佐渡 takumi-2jamの日記

佐渡島で自然素材をふんだんに使った家づくりに取り組みながら、気ままに書き綴っています。

佐渡 ヘリテージマネージャー講座も始まり

1週間前の6月13日から、新潟建築士会の主催する「新潟県歴史的建造物専門家(ヘリテージマネージャー)養成講座」が始まりました。

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ヘリテージマネージャーとは『地域に眠るあるいは失われつつある歴史文化遺産を発見、調査、保全、活用の実践やアドバイスを行い、まちづくりや地域づくり、観光交流等地域活性化に貢献する専門家』と記されています。(当日配布資料より抜粋)

佐渡島でも歴史的建造物は多いですし、古民家や古い町屋も少なからず残っていますので、こうした古い建物を”活かして残す”意義は十分あると思います。
ただ第1回目の講座後「古い建物の保全や活用については、民家とそのほかの建物とは分けて考えなくてはいけない」という気もいたしました。
理由は…私の中で『保全だけで、快適になるの??』という疑問が有るためです。

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私どもも経験している古民家や古い町屋の住宅改修工事の仕事では、(飲食店などの商業目的を例外として)住人がクライアントですから、そこに住む人たちのために快適性を上げるのが”目的”になります。
仮に古民家を保全しても燃料を浪費する住宅は、お客様にとって負担が大きくなるので、住む方が納得する場合は別としてお勧めしない方が良い時も出てくると思う次第です。
その為、築50年以上経過した住宅でも登録できる「登録有形文化財」は、登録に際し十分に気を付ける必要が有る、と現時点では思っています。

まだ始まったばかりの講座ですから、上記に思った事が何かしらの工夫などにより改善される事も期待しつつ今後に臨もうと思っています。

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