佐渡 煤竹(すすたけ)を洗い/渋カッコイイ
解体工事の進む「茅葺き民家」から集めてきた煤竹を、最年少スタッフに洗ってもらいました。
煤がこびり付いた真っ黒な竹を、洗ってどうなる??と彼は(初めての作業に)正直戸惑い思った事でしょう。
彼が洗う作業を始めしばらくしてから…
「洗ってみた感じは、どう?」と聞いてみました。
「渋くて、カッコイイです」と彼。
その渋カッコイイは、ちょっとやそっとの時間では出来ないモノ。
長く住み続けてきた家だからこそ手に入れられた価値、という事を彼に伝え引き続き作業をしてもらいました。
洗い終えた煤竹は、今後の計画で「クライアントの想いに寄り添う素材」になる事でしょう。