工務店 佐渡 takumi-2jamの日記

佐渡島で自然素材をふんだんに使った家づくりに取り組みながら、気ままに書き綴っています。

佐渡 外壁の表情が豊かに/納屋の新築工事

久しぶりに雨も降り潤った事で、景色も落ち着きを取り戻した佐渡島です。(これまで続いた晴れ間は、それはそれでありがたかったのですが)

「外壁の表情が豊かに/目板の効果」
現場ではタテ張りの杉板外壁に、目板(めいた)が取り付けられました。
目板の材種も杉。

私たちは杉板のタテ張りをする際、二通りの張り方をしています。
一つは外壁板を合い削り15ミリほど重ねて張るタテ張りの方法と、杉板を突付けで張った後に目板でジョイント部をふさぐ方法です。(今回、この現場では後者の方法で外壁を張った次第です。)

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目板を打ち付ける事で出る凹凸のある外壁の表情は、個人的にとても好きです。
納まりもシンプルですし。
佐渡島では、住宅よりも納屋に多く見られる外壁の張り方ですが…なかなかどうして、住宅の外壁を目板張りにしてもセンスの良い住宅になりますので、家づくりや外壁改修をお考えの方にはお勧めします。

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