佐渡 高断熱化工事/新築と古民家改修現場
晴れ間に恵まれ、最高気温でも25度程度と過ごしやすい佐渡島です。
さて…ここ最近のブログ更新では、DIYサポートが続いておりましたが…住宅の新築工事の現場や古民家改修の現場も順調に進んでおりますので、久しぶりにこの場で現場の状況をアップします。
2つの現場では、高断熱化のため性能の良い断熱材を充填しています。
なお私共が使用しているのは、高性能グラスウールで、密度16kg/㎡、熱抵抗値※3.2㎡・K/W、熱伝導率※※0.038W/m・Kという性能の物です。
※熱抵抗値とは・・・熱の伝えにくさを表しており、数値が大きいほど断熱性能が優れています。
※※熱伝導率とは・・・熱の伝えやすさを表しており、値が大きければ大きいほど、熱が伝わりやすくなります。同じグラスウールでも密度が10kg/㎡のモノは、熱伝導率が0.05W/m・Kとなっていてますので、今回現場で使用しているモノと比較して30%以上熱を伝えやすくなります。
専門用語が続くと「?へ?」となる方も多いかもしれませんが、こうした性能の良い断熱材を使用し高気密化する事で、暖冷房費を抑えられる省エネ住宅になってゆきます。なお今回の物件では、(お客様の事情も有り)充填断熱ですが、断熱材を付加した《更に燃費の良い家》も可能です。
大工スタッフは、壁や天井材を張ってしまえば見えなくなるこうした部分に、隙間が生じない様作業に注意しながら進めています。
ご覧の皆様も『燃費の良い家』を作りませんか「^^」/