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工務店 佐渡 takumi-2jamの日記

佐渡島で自然素材をふんだんに使った家づくりに取り組みながら、気ままに書き綴っています。

佐渡 古民家の改修/三代目で仕上がる壁

黄色く実った稲穂や蕎麦の白い花を見ながら現場に通う日々が続いております。
ともない本格的に稲刈りも始まった佐渡島です。

『大きく変えず古民家の良さを残す』
現場では、左官職人が座敷部分の古い土壁を補修する作業を始めました。
最後は白漆喰で仕上げて行きます。

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築60年余り経つこの物件の座敷の壁は、もともと漆喰で仕上げておらず、中塗りでとめてありました。(昔の民家では仕上げを止めている事例も見かけます。建築当時の事情などもあり、こうした状況なったのだと思います。)
ただし中塗りの土壁は、新潟地震などの影響も受けてきたわりに、壁はひび割れも少なく落ち着いた状態でしたので、左官職人と現場で話し合いもう一度下地処理をしてから仕上げ塗をする事にしました。
建築した当時も綺麗に仕上がった部分は、大きく変えずに化粧直しをする程度が一番しっくりすると思います。

さて…今回塗り壁を仕上げる事は、この家にとって「三代目で仕上がる壁」となる訳です。ご家族、特にご主人や御祖母さんにとっては感慨深いことであるように思います。

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