佐渡 煤竹にも思いを注ぐ/納屋の新築工事
寒さも和らいでホッとした本日の佐渡島です。
現場では、大工スタッフによる最終盤の造作作業が進められています。
過日このブログで紹介した煤竹を、本日取り付けました。
煤竹を使用したのは、入口内部の天井です。
「工夫と技術・バランス感覚・事前準備」
半割りした竹を1本づつ並べ固定してゆく…と書けば簡単そうに思えますが、それほど容易ではありません。
その理由は、材料が真直ぐではないからです。
真直ぐであれば並べてゆくだけで済みますが、異なる竹の曲がり具合を見ながら、現場に合わせ取り付けて行く工夫と技術、バランス感覚が必要になります。
また出来るだけ隙間の出ないようにしても、絶対隙間は出ますので、竹の取り付け面となる下地にあらかじめ塗装を施す前準備も大事な工程です。
「お客様のコダワリを形にする喜び」
手間のかかる事ではありますが、お客様のコダワリを形にするこうした仕事は私や大工スタッフにとって大変やりがいがありますし、喜んで頂けることと思います「^^」