工務店 佐渡 takumi-2jamの日記

佐渡島で自然素材をふんだんに使った家づくりに取り組みながら、気ままに書き綴っています。

佐渡 どんど焼き

本日の佐渡は、曇りの天候。
朝は冷え込みましたが、日中は風もなく、寒の時期にしては過ごしやすい気温でした。
また主だった道路の雪も溶け、車の運転もしやすくなりました。
〜・〜・〜

昨日は地元で”どんど焼き”があり、年末年始に飾っていたしめ縄や松飾りを古いお守りやお札などとともに焼いて、家族の無病息災・家内安全を願いました。
私が子供の頃は、冬休みに書き初めした練習紙も一緒に燃やし「字が上手くなりますように」と願をかけたりしました。(その願掛けの効果があったかどうかは、なんとも言えませんが、祖父に連れられて行き、燃え盛る火に手を合わせた記憶があります。)
どんど焼きは、私の実家のある湊では午前中行われましたが、地域によっては午後や夜に行うところもありますし、前日からキャンプファーヤーのようなやぐらを組んでする地域もあります。
〜・〜・〜
さて、実家では母が、朝から「ころがし」と地元で呼ぶ黒ゴマ風味の煮付けを作り、通り土間には湯気がたち上っていました。
そして煮しまった夜「ころがし」を貰いに行き、晩御飯に家族全員で食べ、今年一年の無事を願いました。
佐渡に住んでいると、正月の休み明けが、三が日より、どんど焼きが節目であるように感じます。
それもまた田舎ならではの、時間の豊かさかな、などと私は思います。