工務店 佐渡 takumi-2jamの日記

佐渡島で自然素材をふんだんに使った家づくりに取り組みながら、気ままに書き綴っています。

佐渡 ふつうにカワイイおうち/外壁張り

春の晴れ間に恵まれたわりに、肌寒かった日中の佐渡です。

現場に向かう景色からは、春の花が多く目に飛び込んできます。

これまでの天候の不安定な時期に、筋交いによる補強や天井の骨組みや断熱材入れを行い、今日から外壁材を張り始めました。
使用している外壁は、杉板の無垢。

お客様との打ち合わせで、板はタテに付き合わせて張り、その突合せ部に幅の狭い板をかぶせる「目板張り」という張り方で進めて行きます。
杉板の外壁は、時化の強くあたる船小屋などでも実証済みであり「(自然豊かな)佐渡の住宅にもっとも適した外壁」です。
防火規制のある地域では、下地に防火材を前もって張る工夫も必要ですが、防火サイディングとは比較にならないほど長持ちします。
板という素材自体が、呼吸しながら生きているからなんですね。

今週は晴れ間も長続きしそうです。
外での作業も、イイ感じではかどる事でしょう。