工務店 佐渡 takumi-2jamの日記

佐渡島で自然素材をふんだんに使った家づくりに取り組みながら、気ままに書き綴っています。

佐渡 小木の田楽ちょうちん巡り 補足/地域の人の優しさ

先日の記事(http://d.hatena.ne.jp/takumi-2jam/20141115/1416056467)では100名を超える方たちより「いいね!」を頂きました。
主催された「小木まちなみの輪」の皆様も、喜んで頂ける事と思います。
ありがとうございました。

さて、今日はこの催しに進んで協力して下さった地元の方の記事を。

「町屋の内覧」     
小木の町中で長く蕎麦屋を営む《七右衛門》さんでは、営業時間外の夜に町屋の内部を見せて下さいました。
この建物は、明治38(1905)年頃に建てられた木造建築だそうです。
正面向かって右側に奥まで伸びる「通り土間」があり、その通りに面する「御前(おまえ)」と呼ぶ吹き抜けのある部屋には、立派な箱階段もきれいに残っています。
奥に長い町屋なので、天窓を設え、採光にも配慮されています。


私たちが伺った時は、町並みガイドさんだけでなくオカミサンも(この建物について)丁寧な説明をして下さいました。

「温かい飲み物の差し入れ」
暖かい恰好で参加している皆さんでしたが、通り風の吹く場所もあってそれなりに寒かったことと思います。
巡る行程の途中、ご厚意で暖かい飲み物を出してくれたお店がありました。

「榎谷甚五兵衛 商店」   
外から店内に入ると、オカミサンが「抹茶をいれたげるよ〜。何人?」と元気な声で訪問者に声掛けしてくれました。
そして抹茶のお供にと(頂き物とはいえ)一口サイズの有名羊羹が、みんなに配られました。

こういう時の一服は、身も心も落ち着きます。
そして地元の方の、暖かい御もてなしは、地域の魅力を増幅させてくれます。
次回以降も、こういった人の「もてなしの輪」がさらに広がるとイイナ、と勝手ながら願いました。