佐渡 小さな台所改修/色見本
お声掛け頂いた仕事の繁忙で、すっかりご無沙汰のブログ更新となりました。
ご心配をお掛けしました。
これからも、よろしくお願いいたします。
「色見本」
家づくりの経験年数が長くなる程「専門家としての思い込み」に気を付ける様にしています。
「内部の色は、きっとこんな感じがお客様にとってイイに違いない!」といった思い込みもしない様心掛けています。
以前この場でも書いた「小さな台所改修」でも同様で、大工スタッフが造作を終えた状況で色打ち合わせ(方向性を見据え)を行い、その打ち合わせに基づいて塗装職人から「色見本」を作ってもらい、現場で採用する色をお客様と決めて行きました。
《色見本をもとにした打ち合わせ》
色って本当に微妙なものです。
もともと無垢の木材自体に色が有り、樹種で年輪などの表情も異なります。
「お客様にとってちょうど良い色。気持ち良い色」は、(クリアー塗装でない限り)現場で作り出す方が確実だと私は思っています。
《造作終盤の作業風景》
「帰宅すると、改修工事の進み具合が、とても面白い。日々ワクワクします。」とおっしゃるご主人も、着色を終えた現場をご覧になり喜んで頂ける事と思います。