工務店 佐渡 takumi-2jamの日記

佐渡島で自然素材をふんだんに使った家づくりに取り組みながら、気ままに書き綴っています。

佐渡 煤竹にも思いを/納屋の新築工事

先だって大工さんになりたい小学生が訪れたこの現場では、大工スタッフによる造作が進んでいます。(本日の外は雪舞う状況ですが、現場は断熱が効いていることもあり、無茶苦茶寒いほどではありません。)

f:id:takumi-2jam:20161215193304j:plain
一方、工場では別の大工スタッフが煤竹の加工を始めました。
この煤竹は、この現場でリユース(再活用)した骨組み(構造材)と同じ場所から集めたモノです。解体時に現場から工場へ運び込み、水洗いをしてからしばらく陰干してあったので、状態はとても良い風合いになっていました。
「お客様の煤竹に対する思い」
古いモノでも今に合わせ大切に使いたい、というお客様の思いを見える形にして行く作業は、新しい素材だけで進める場合と異なりいろいろ考える事も多くなりますが、(川上さんなら)ややこしい事でも提案や技術力で解決してくれると見込まれて仕事の依頼を受けたと考えております。
そのため、実にスリルがあり楽しい機会を与えられた気分です「^^」

f:id:takumi-2jam:20161215193153j:plain

f:id:takumi-2jam:20161215193207j:plain
さて…煤竹をどんなふうに使うか!?…は後日のお楽しみとさせて頂きます「^^」>