工務店 佐渡 takumi-2jamの日記

佐渡島で自然素材をふんだんに使った家づくりに取り組みながら、気ままに書き綴っています。

佐渡の古建築再生に注目

takumi-2jam2006-08-26

本日も佐渡は晴れ!!

暑い日中、道端に咲く白百合が、涼しげに揺れている。

佐渡の古建築再生に着目≫
佐渡の古建築再生に着目した催しが、以下の詳細で9月中旬に開催されます。

親方と僕も再生事例の報告で参加する予定です。

島内外を問わず、御興味のある方はふるって御参加いただけると、幸いです。

以下、詳細です。
(注)参加費や申し込み方法等は、下記ウェブにて御確認願います。

古材文化の会ウェブ http://www.wood.jp/kbank/event/ev-20060916.htm
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第11回再生建築研究集会の御案内「歴史的建造物を活かした地域づくり」=佐渡島編=

日時:9月16日(土)及び17日(日) <日程は下記のとおり>   
会場:「鼓童村」佐渡市小木  
申込:古材文化の会事務局 電話075-532-2103 FAX 075-551-9811   
主催:NPO法人古材文化の会    
共催:NPO法人佐渡文化財研究所、(財)鼓童文化財団後援
後援:新潟県佐渡地域振興局、佐渡市、(社)新潟県建設業協会佐渡支部、 佐渡建築組合、(社)新潟県建築士佐渡支部

佐渡は歴史と文化の交流地です。
鎌倉時代には日蓮が、室町時代には能楽世阿弥が配流されるなど島を訪れる多くの文化人が新たな文化を島に持ち込みました。
江戸期には金山の発見、採掘により、徳川幕府を支える金を産出。江戸の縮図とも言える文化も華開きました。 伝統的建造物群保存地区に指定されている「宿根木」は佐渡のそのような繁栄の象徴。離島でありながら北前船産業の基地として島外交流により発展した集落です。 そうした文化の交流点であった佐渡島は現在、急速な過疎化、人口減少など今日の他の地方が抱えるような問題に直面しています。佐渡に残る多くの歴史・文化、町並み、文化財も危機に瀕している状態です。

「歴史的建造物を活かした地域づくり」を掲げて開かれる第11回再生建築研究集会では住み続けられる島=地域ということがテーマとなり、佐渡の今後の「島作り」に関して議論されます。
また、人材、芸術、文化の交流も重要なキーワードです。伝統文化、芸能を現代に活かし世界的に活動する和太鼓集団「鼓童」のご協力を頂き、佐渡で開催される今回の研究集会に是非ご参加下さい。


参加希望者は氏名、連絡先、会員非会員の別を事務局まで9月10日までにFAX、電話、メールでご連絡下さい。
研究集会の詳細が決定しましたら詳しい内容の連絡を差し上げます。

<日程>9月16日(土) 
両津港集合 11:10 新潟港10:00発→両津港11:00着 ジェットフォイル 
小木港集合 12:30 直江津港9:40発→小木港12:20着 カーフェリー 

伝統的建造物群保存地区宿根木見学 13:00 〜13:40 

再生建築研究集会 14:15〜17:15 鼓童村 
・基調講演:古材文化の会の活動と地域文化財保存  古材文化の会担当理事 
・報告1:佐渡に於ける歴史的建造物の活用の展望  NPO法人佐渡文化財研究所 平原匡さん 
・報告2:佐渡における再生建築 川上工務店 川上光太郎さん・川上巧さん 
・報告3:再生された古民家に住む 川上工務店設計施工物件 施主 
・報告4:宿根木保存の取り組みと佐渡文化財行政の今後  佐渡市教育委員会 文化振興課 

9月17日(日) 見学会 9:00〜16:00  佐渡金山及び金山関連の近代化遺産、古民家再生建築、佐渡の能舞台など見学 
両津発16:10のフェリー及び小木発17:00のフェリーにて解散

≪納屋再生工事:外囲い2≫
写真の通り、ヨロイ張りで外壁を仕上げています。

順調な進み具合だと思います。