工務店 佐渡 takumi-2jamの日記

佐渡島で自然素材をふんだんに使った家づくりに取り組みながら、気ままに書き綴っています。

佐渡 講演会と研究報告会 開催のお知らせ

知人から講演会と研究報告会の知らせを受けました。

以下の催しが明日、明後日になりますが佐渡汽船ターミナルにほど近い「佐渡島開発センター2階(両津支所隣)」で行われます。

島外の学生や教授が佐渡の古建築に注目した良い取り組みだと思い、僕も参加しよう思います。

佐渡の近世社寺建築に関する講演会、研究報告会
佐渡の歴史的建造物とそれを支えた工匠〜

当研究所では平成14年から芝浦工業大学工学部との連携により、佐渡の歴史的建造物とそれらを支えた工匠の建築的調査を進めてきました。

近世初期には初代佐渡奉行大久保長安佐渡島に呼び寄せたといわれる番匠・水田与左衛門、中期には在地の工匠として発展・活躍したと言われる鴉田番匠(藤井家)、後期には日光東照宮五重塔の造営に携わり、島に戻り活躍した間島杢太郎など、佐渡の建築文化は天領であったことを背景に、上方や江戸の文化が混ざり合い、佐渡独自に発展していると言えることが調査・研究の成果から分かってきました。

この度は、それらの蓄積した研究成果を発表し、広く市民にお伝えするため、研究報告会を開催します。研究の裾野が広がり、深化につながる上、さらに地域の皆さんにとっては身近な資源、歴史の再発見につながると考えております。

●日時 2009年3月19日(木) 18:00〜20:00
佐渡の近世社寺建築に関する講演会

基調講演
「国宝、重要文化財建造物の保存修理ー近世社寺を中心 として」
講師 文化庁 清永洋平 文部科学技官

講演
佐渡島の近世社寺建築〜近年の調査から〜」
講師 芝浦工業大学工学部建築学科 藤澤 彰 教授
 
●2009年3月20日(金・春分の日) 

13:00〜16:00 佐渡・学生研究報告会 
「島の歴史的建造物とそれを支えた工匠」

研究所と芝浦工業大学の共同研究発表

●場所 両日ともに 佐渡島開発センター2階(両津支所隣)

●入場 無料

主催/NPO法人佐渡文化財研究所
共催/芝浦工業大学藤澤研究室、蟹澤研究室
後援/佐渡市教育委員会佐渡市

お問い合わせ
0259−57−0118 平原 まで

参考ウェブ「佐文研事務局雑記帳より」http://sadobunka.exblog.jp/7971634/