工務店 佐渡 takumi-2jamの日記

佐渡島で自然素材をふんだんに使った家づくりに取り組みながら、気ままに書き綴っています。

佐渡 安産の一年を願い

本日の佐渡は、曇り空に雪がちらつく天候。
北西の風が強弱を繰り返し吹き続けていて、寒い一日となりました。

さて…今日まで会社は休みですが、社員の大工職人たちと私とで「初顔合わせ」をし、今年1年の事を話し合いました。
今年は、新たな仕事だけでなく昨年から引き続きの仕事も有り、例年よりも忙しくなりますが、現場に関わる職人たちみんなで「心のこもった川上工務店らしい家づくり」をして行こうと思っていますので、よろしくお願いいたします。
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「安産の一年を願い」
…というタイトルで、文章を書きだすと「また川上家は、オメデタ?」と思われるかもしれませんね(笑)
イエ、家(いえ)、そうではありません。
お客様と私共の、家づくりという仕事が安産である様に!と私は願っているのです。

※写真は初詣で行った牛尾神社にて。参道の右手に安産杉が映っています。

いわゆる母子間の「安産」について「出産までの時間が短いこと」だったり「陣痛がそれほどでもなかった」と思われがちですが、本来の解釈はそれらと違っている様です。
本来の解釈での「安産」とは【早く産まれることでも、痛くないということでもなく、しっかりとした陣痛を伴いながら、その赤ちゃんがかけたいだけの時間をかけて産まれること】なんですね。

私は、家を建てたり、直したりする「家づくり」の仕事でも、この解釈は共通していると思います。
お客様と私が打ち合わせする「設計期間」が妊娠時期だとすれば、出産は「工事期間」に相当し、子育ては「竣工後の対応」を意味している様に思えるからです。

という事で、今年も心をこめて安産に家づくりを進めて行く所存です。
よろしくお願いいたします。