佐渡 小さな台所改修/剥がして確かめる
小雨が降り続いた本日の佐渡島です。
たまには雨もイイもんです。気分が穏やかになる気がします。
「剥がして確かめる」
”しなしなと古民家”の現場でもそうだったように、改修工事では内部解体をした後の判断と対応の機転が大事である、と私は思います。傷んでいる箇所に気づかない、見て見ぬふりをする、しっかり直さない…何て事を、しちゃいけません。
先日着手し始めたこの現場(3坪ほどの台所改修)でも、床・壁・天井材を剥がした後、私と大工スタッフ2名で傷みのチェックを行い、その場で対応策を協議しました。また傷んではいないものの、材料が細いとか、間隔が遠いといった事も、剥がして確かめられる大事なポイントです。
その結果この現場では、床下地が整然としておらずチグハグとしていたことや、新たに水平な床下地にするには手間がかかり過ぎると判断し、真新しい床下地にする事にしました。
お客様が安心して頂ける様、家づくりの専門家として気づき、きちんと対応するのが私どもに仕事を授けてくれた方への使命です。