工務店 佐渡 takumi-2jamの日記

佐渡島で自然素材をふんだんに使った家づくりに取り組みながら、気ままに書き綴っています。

佐渡 保育園に”香る手すり”

数日前に僕の娘も通う保育園の園長先生から相談を受け、管理する市役所(担当課)とも協議をし、昨日2階の廊下に手すりを取り付けてきました。
  
保育園側の都合(お昼休みやお昼寝、おやつの時間帯)もあり、午前11時から午後3時までは現場作業もできない事や園児のいる中刃物などの道具を広げられない為、午前中現場でできる事と午後からの2時間で仕事を完了させられるように段取りを進め、無事手すりが付きました。(今日の午前中も保育園に足を運びましたが、廊下一面に手すりに使った木の香りがしていました。)

当初、市役所の担当課では、保育園側の実情を理解してくれても、予算がない事情もあったようですが…「工事の実施了解を得られれば、予算がすぐ付かなくても、安全を最優先して手すりを取り付ける気持ちでいます。」と僕が見積提出時に話した事や、マサカ!の事故が起きてから対処しては良くない…といったいろいろな点を判断をしてくれたようです。

さて…園児たちにとって大工職人の働く姿はすごく新鮮だったようで、興味津津の可愛い瞳で作業を見守ってくれました。(現場で働く職人達にとっても、このマナザシは嬉しく感じ、一般の現場で腕をふるう時と違う喜びを感じてくれたと思います。)