工務店 佐渡 takumi-2jamの日記

佐渡島で自然素材をふんだんに使った家づくりに取り組みながら、気ままに書き綴っています。

佐渡 住まいに名付け

今年の春、完全に完成した「骨太の家」に、お施主さんが夏の帰省時に依頼してくれた「家名板」を取り付けるため今日久しぶりにスタッフと向かいました。

この家が出来上がった後でお施主さんご夫妻との会話中「この家に、名前をつけたい」というアイデアが出て話は進みました。

その後、家の名前はお施主さんがこの家への想いを込め「竹柿庵(ちくしあん)」と名付け、僕の方で提供した佐渡産のケヤキの変木に、お施主さんのお父さんが書を入れ、古木色の塗装を施してから現場に設置しました。

取り付けを終えたこの家は、一段と落ち着いた風格を備えた様に僕は感じました。
また幾度となく打ち合わせをし、仕上がりの良いオンリー・ワンの家になったから、こういった事が出来たのかも知れません。お施主さんには、こういった機会を与えて頂き有りがたく思う次第です。