工務店 佐渡 takumi-2jamの日記

佐渡島で自然素材をふんだんに使った家づくりに取り組みながら、気ままに書き綴っています。

私観:自治体に期待する佐渡らしい特区って(U・Iターン者への受け入れ体制にも絡み)

佐渡にも特区があった様に思い、検索してみたが…ドブロクだったとは!
新潟県内のどぶろく特区
http://www.chiiki.pref.niigata.jp/yamasato/doburokutokku/
上記ウェブでは特区での取り組みとして…
農家民宿等での「どぶろく」提供により地域へ誘客促進
○ 大人も楽しめる体験観光の推進ツールとして「どぶろく」を活用
○ 都市との交流拡大、発展による地域の仕事枠拡大と定住化
などが期待されます。

…と記されている。
これは国の「707 農家民宿等における酒類の製造免許要件の特例」に該当する「特区申請」の様だ。

ついでに本家本元である国のウェブで、佐渡や地方に関連の深い《農林水産省》の項目だけを眺めてみると、地方の1次産業者やU・Iターン者にとって魅力のあるメニューが乏しい感じがする。http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kouzou2/sankou/060421/nousui.pdf

以前もこのブログで書いたが今でも「農地は不自由」なのだろう。
http://d.hatena.ne.jp/takumi-2jam/200701
http://d.hatena.ne.jp/takumi-2jam/20080811/1218424659
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期待《朱鷺が農地を解放してくれたら》
聞いただけの話で信憑性は少ないが…佐渡ではトキの放鳥に伴い、農家に向け50%減農薬から30%減農薬にしてゆく方針も考え始められている様だ。

将来「環境へやさしく、消費者にとっても安心な米作り」が本当に実施されれば、佐渡の米も付加価値を付け、これまでの高齢農家に加え新規に農業に励む人《U・Iターン者》の可能性も見えてくる。また減農薬や無農薬による米作りにより収穫量の減少が懸念されるのであれば「特区による減反見直し」を佐渡市から国へ要望しても筋は通るのではないだろうか。
佐渡の様な過疎地域の可能性や魅力として「自給自足できる環境=食の安全」は、昨今の世間で騒がれている「食品偽装や毒入り食品」とは正反対に位置する。

朱鷺環境省、農地は農林水産省といったタテ割りの垣根を「佐渡独自の特区申請」により緩和したり外したりする自治体の今後の努力に期待したい。