この現場では、大工の造作工事も大詰めを迎え、最終段階になりました。
後2日ほどで大工仕事は終える事になりそうです。
写真は寝室の様子です。
柱を表した真壁に杉板を使い、付け鴨居や窓枠が直線的な仕切りをつけ、のっぺりとした壁にならない様に造作を進めました。その一方で、天井高さをできるだけ高くして、天井から丸太梁の曲線を見せる事で部屋全体の空間を和らげようとしています。
居住空間は、メリ・ハリをつける事で和らぎます。
こういった方法は、古民家にも多くみられるディテールで、僕としても気に入っていますし、お客さまからも好評です。