工務店 佐渡 takumi-2jamの日記

佐渡島で自然素材をふんだんに使った家づくりに取り組みながら、気ままに書き綴っています。

佐渡 中古住宅再生の現場にて

9月の末から取り掛かった築35年の中古住宅を”再生工事(改修工事)”し始めて約1ヶ月経ちました。

”再生”と書くとやや大袈裟かも知れませんが、この中古住宅でもいろいろな歴史が人と共に在り、建物の良い所を活かしながら現場で改修工事を進めている為、あえて”再生工事”という言葉を使う事にしました。

当時の建物は骨組みそのものはシッカリしていても、断熱や気密性において現在の材料で補ってゆく必要があります。また当時の建材は老朽化が早く、たとえばフローリングなどは「ブワブワ」と沈む個所がいくつもある状況でした。(今回の工事でも、断熱・気密性の向上だけでなく床材を無垢材に変え、長持ちするよう心掛けて工事を進めています。)

下の写真は、工事着手前と進行中の外観の様子です。


杉板をヨロイ状に張った新しい外壁は、これからの工事で既存の外壁とそろえた塗装を施します。
また屋根上の新しい白壁も、合い决りした杉板を工場で白く塗ったモノを縦張りにしていて、モノトーンの面白い雰囲気になってきた感じがします。