工務店 佐渡 takumi-2jamの日記

佐渡島で自然素材をふんだんに使った家づくりに取り組みながら、気ままに書き綴っています。

佐渡 現場で学ぶ


本日の佐渡も、秋の快晴。
気持ち良く晴れ渡り、日向で作業していると汗ばむほどの陽気でした。

:現場で学ぶ/専門学校生と共に:

スタッフ2名に加え、父が非常勤講師をつとめている専門学校の生徒とともに、これから増築する住宅のやり方(配置や基礎の高さを設定)を実施しました。
現場は、眺めの良い庭のある高台のお宅。
周辺は緑も豊かで、別荘的な感じもする所です。

今日は学生たちに、技術的な事も経験させましたが、スタッフ同士のやり取りや親方との打ち合わせ内容を聞き取る事など、私も父のアシスタントとして実践的な指導もしました。
また帰り際に「あなた方は、何のために学んでいますか?」を卒業までの一定期間だけでも考え続けてみて欲しい、とアドバイスさせてもらいました。

「(仕事を)依頼して下さる人に、役立てるため」伝統建築の技術を学んでいる事に、彼ら自身が気づき始めれば、たくましく真直ぐ(木の様に)伸びるはずです。