佐渡 本格的な手術／小規模改修工事の現場から

解体工事を終えたこの現場に、大工スタッフが入り、新しい基礎を造る為の準備を行いました。

デリケートな解体の段取り・指示をし続けた昨日までを振り返ると…この住宅は、経年変化に伴う老朽化だけでなく、過去の施工にいくつもの問題点がありその結果腐食を早めた可能性があると思いました。
厳しい表現になりますが、(私共では考えられない)「場当たり的な不適切対応」が住宅の傷みを早めたのです。
この住宅では、過去に付け足し増築を繰り返した跡が有りますが、当初からの根本的な事を解決しようとせずに、表面だけ新しくするあるいは面積を広げるといった施工をしていた様です。
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そのため今回私どもは、根本的な病巣を解決することから手を付ける事にしました。
解体前の想定より、時間はかかりますが、この辺をきちんとしなければならないと思って現場に臨んでいます。