工務店 佐渡 takumi-2jamの日記

佐渡島で自然素材をふんだんに使った家づくりに取り組みながら、気ままに書き綴っています。

佐渡 再訪/桜の花残る時期に

木造の中でも、きわめて日本の民家的な工法(伝統木造OR民家型工法)で造らせて頂いたお宅へ、竣工後ほぼ1年ぶりに足を運びました。
「桜の花残る時期に、お出で下さい」とクライアントからお電話を頂いたからでもあります。

私共で増築した部分は築1年しか経っていない事もあって、外部はまだ若く渋さは出てきていませんが、堂々とした建物は安定感たっぷりです。

玄関の土間床仕上げは、自然石の乱尺張りをしています。
そして欅の上り框を上ると玄関ホール。
そのホールに続きトイレが設置。
腰板に使用した杉板は、佐渡産のものでクライアント自らがバーナーで焼き磨いたものです。

 
クライアントといろいろ協議し楽しんで作った囲炉裏端。
お酒もお好きで幾度となく使われているご様子でした。
こういう部屋(場所)は、どんどん使って良くなる空間でもあります。


囲炉裏のある部屋から外を眺めると、大きな桜の木。
私が伺った時には、花も残り4分といった感じでしたが、こういった木々や花、遠くの景色を眺めながら生活を営める田舎ならではの贅沢は素晴らしい!と思います。


※上記は、弊社のフェイスブックページでも昨日書きましたが、このブログでは文章と写真を追加しました。
※※また4枚目の写真が横になったまま掲載されています。既に修正していますので、後で直っていると思います。